「波」シリーズ最終。
この「引き波」は「交差」後の話となります。
ぶっちゃけると、退場するだけのお話。←
それにしても、題名に「波」が使われているにも関わらず、さっぱり波の描写がないじゃないの!とお思いの方も多いかと思われますが、一応、意味はあります。
「波」とはつまり、カリスです。
あとはまぁ、ご想像の通りだと思います。
ところでこの三作、表立って共通した会話テーマもありましたね?
そう、「ガキ」。
「引き波」に限って言えば、「子供とは、しょっちゅうモノを壊す生き物である」という前提で話を進めています。
あの場では、闖入者たるカリスが「子供」とされたので、「子供」の危険性を知悉しているカリスは、「じゃあさっさとガキらしくお家に帰ってやんよ」と言ったという。
なんか漫画ではしかめつらしく言ってますけど、要約すれば何てこと無い、ただの負け惜しみだった訳です。
ちなみに、「三度」。
あれは深読みするまでもなく、「しかし、これを最後に会う事はなかった……」というナレーションを入れる為だけのフラグです。←
最後になりましたが、カイさん(皆勤賞!)の使用許可を下さった紅葉さんに感謝を。
2011/11/05 Cuore
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